NHK番組「小さな旅」でも紹介された長寿のオーガニックアイランド 喜界島
東経130度、鹿児島から380キロ、奄美市から69キロの洋上にある喜界島は隆起サンゴ礁で形成されており、年間2㎜というスピードで現在も隆起し続けている地質学的にも珍しい島です。
奄美群島国立公園の一部に指定された喜界島は、島の周囲が約49キロという小さく、人口は約7,000人。
世界最高齢の田島ナビさん(2017年9月現在 117歳)をはじめ、90歳を超える長寿の方々は約250人と多くご健在です。
なぜ喜界島には長寿の方々が多いのでしょう?
フジテレビの「その原因、Xにあり!(2017年5月5日放送)」では、長生きの秘訣として「毎日の筋力トレーニング」、「みかんとニンニクの葉と黒糖を食べること」、「黒糖焼酎を少量飲むこと」、「何にでもゴマをかけて食べること」などさまざま紹介されました。
体を動かすことも大事ですが、喜界島が他と違うのは島全体が今も活動している隆起サンゴ礁から成り立っているということ。
長命草(ボタンボウフウ)や国内生産量日本一の白ごま、黒糖の原料となるサトウキビなどの食材は、隆起サンゴ礁の欠片が散らばったミネラル豊富な大地で栽培されています。
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長命草(ボタンボウフウ)は、「1株食べると1日長生きする」と昔からいわれているセリ科の植物。
海岸にも自生する長命草(ボタンボウフウ)は、塩害、雨風にも耐える生命力の強い植物で、ポリフェノールの一種クロロゲン酸を豊富に含んでいます。
また、近年ではパワーベジタブルとしても注目されており、ケールや大麦若葉で有名な青汁の原料の1つにも挙がっています。喜界島では長命草(ボタンボウフウ)をおひたしにしたり、天ぷらに料理して食べています。
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喜界島の白ごまは国内生産量日本一の国産ごま。
お店で販売されている白ごまの99%が輸入品の白ごまの中、国産の白ごまの約7割が喜界島産という稀少性の高い白ごまです。
喜界島の白ごまには骨の健康に良いとされる栄養素が豊富に含まれており、テレビ番組で「骨祖しょう症予防食材」としても紹介されました。
喜界島の白ごまは、輸入のものと比べると若干小ぶりですが、煎ると香ばしい匂いが食欲をそそります。
長生きの秘訣の一因に、隆起珊瑚の島 喜界島で育ったオーガニックな食材を毎日食べているという要素もあるのかもしれません。
その喜界島の長命草(ボタンボウフウ)を使用した健康食品が、「喜界島潤命青汁」と「新鮮緑ボタンボウフウ末」、そして「喜界島産白ごま(洗いごま)」です。
弊社喜界島薬草農園では、すべて無農薬・化学肥料不使用で栽培しています。
長命草(ボタンボウフウ)のセリ特有の香りがダメな方でも、「喜界島潤命青汁」や「新鮮緑ボタンボウフウ末」はおいしく飲めるとご感想をいただいてます。
牛乳やスープ、ホットケーキに入れてもおいしい健康食品です。
「喜界島産白ごま(洗いごま)」は煎っていない生のごまです。
白ごまは煎りたてが一番おいしいので、若干手間はかかりますが、その時間をかけた以上の香りと味わいを感じていただけるかと思います。
奄美群島国立公園に指定された喜界島
喜界島といえば、この両脇にサトウキビ畑が一面に広がるシュガーロード。平坦な道に見えますが、結構な坂道です。
訪れた方が、皆でジャンプしたりしながらよく写真を撮っています。
とても長い一直線に伸びる道です。
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奄美群島国立公園の一部に指定された喜界島の「百之台」。
標高211m、喜界島の最高地点で見下ろす景色は最高です。 -
奄美群島国立公園の一部に指定された喜界島の「阿伝の石垣」。
隆起サンゴの化石を使ってつくられています。
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奄美群島国立公園の一部に指定された喜界島の「荒木海岸」。
隆起サンゴ特有の海岸線です。 -
推定樹齢100年を超える喜界島の代表的なガジュマル「ガジュマル巨木(手久津久集落)」
ガジュマルの高さは約18m、幹回りは約16の巨木です。
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喜界島の玄関口「喜界空港」。
喜界島と同じく小さくかわいらしい空港です。
奄美空港からだとフライト時間は約20分と離陸後すぐに到着します。 -
喜界島でも珍しい砂浜「スギラビーチ」。
喜界島は隆起サンゴの島のため、砂浜はほとんどありません。
スギラビーチは人工的につくられた砂浜で、よくイベントなども開催されます。
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喜界島が保護蝶と制定している「オオゴマダラ」。
繭は黄金色で、羽を広げると15センチもある大型の蝶です。
別名「南の島の貴婦人」と呼ばれています。
喜界島は蝶の楽園でもあるのです。 -
隆起サンゴの島、喜界島の海岸。
ゴツゴツと固い隆起サンゴの間に長命草(ボタンボウフウ)が自生しています。
潮風にも強い紫外線にも負けない強い生命力を誇ります。